救急隊

          少し前の話ですが・・

          ある日の午前中に事務局に

          「東京消防庁救急隊です!」と

          緊迫した声で電話が入りました。

 

「東和ドミトリーで急病者が出た」

「入口がオートロックで開かない」

「開け方を教えてくれ!」

   ・・えっ?誰だ?

例え消防署員と名乗っても、確認はできないので

「30秒で行きますから待っていて・・」

と携帯を握りしめて飛んで行くと

救急隊

 

 

 

 

救急車、消防車、パトカーが集結し

救急隊員、消防隊員、おまわりさんの総勢12,3人?

まずはその物々しさに驚きましたが・・

 

結局、急病者は無事に杏林大学救命救急に搬送され

(義母が付き添いで同乗)

治療、検査後に車で迎えに行って、事なきを得ました。

 

この騒ぎを知ったらご本人がショックかなと思い

しばらく伏せていましたが、もう時効です。

その時、余りの痛みに気を失っていたご本人は

何も知りませんでした。

すっかり回復して元気になり巣立つ際に

「あなたの事を救わなければと

大の大人が何人も真剣に仕事をしてくれたんだよ。

あなたはいつも守られているんだよ。」と

寂しがり屋の彼女へ激励の言葉を贈りました。

 

私は何よりもこの時の救急隊員他の方々の

本気で人の命を救おうとするプロ意識と連携技に感動し、

この国は本当に守られているんだと

緊迫感のある現場であったにも関わらず胸が一杯になりました。

そして思わず、故郷で娘の無事を願っているご家族のためにも

お知らせしなければと、写真を撮り、

いずれか公開の時期を待っていた次第です。

 

みんな独りじゃないよ、大丈夫、守られているよ。

 

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